壯遊とは?

この旅行は生活物資不足しているなかで行い、辛くて大変だが、人の一生を変えて、個人と国の競争力も高める。それは「壯遊」という旅行だ。 

有一種旅行,它物資不豐、很幸苦但卻可以改變人的一生,甚至可以提高個人及國家的竸爭力,它叫做「壯遊」。

 

多くの人は旅行といえば観光地へ遊びに行くこと、温泉にはいること、スパを楽しむことなどを連想する。しかし、「壯遊」という旅行はただ普通の観光旅行ではなく、大志を持って旅行するものなのだ。例えば、マルコ・ポーロ、イブン・バットゥータ、三蔵法師玄奘など、インド、ヨーロッパ、東アジアなど、命懸けの難行苦行も物ともせず、ただひたすら己の信ずる所に従って初志貫徹の旅行をした。

提到旅行很多人會直接連想到去觀光區、泡溫泉、洗SPA…等,但「壯遊」不是一般的觀光旅行,它是懷抱著壯志去旅行,例如馬可波羅、西遊記等,不論苦難,只為實現目標的旅行。

 

壯遊という旅行の真義はお金をかけずに未知の所へ行って、様々な実情を知るというものだ。ここで、壯遊の三つ特色を以下に示す。

壯遊的真義在於不花很多的金錢,去未知的地方,了解當地的實況,在這裡介紹壯遊的三種特色。

 

第一に、現地の文化と交流する機会が多いことだ。壯遊は未知の事柄を知ることを目的として、現地の政治、文化、芸術、そして考古学などを学ぶ。旅行の間、見物したり、買い物したり、勉強に精を出す。壯遊は旅行家たちにとって様々な実情や状況に合った生きた知識を手に入れるためのチャンスであるのだ。そして自主的な教育意味もある。

第一、深入當地文化,與當地交流機會多,壯遊是以探索未知為目的,所以對於當地的政治、文化、藝術、還有考古等都有多加學習。在壯遊中,見識、買東西、節省旅費等,對於壯遊家而言,是運用所學的最好時機,同時也富有積極的教育意味。

 

第二に、様々な障害が待ちかまえているということだ。「壯遊」という旅行はまるで冒険旅行のようだ。未知のところへ行った時、大自然にふれるだけではなく、資源不足しているので、便利な道具が使えないなどの状況を克服しなければならない。そして、どんな危険が起こるかもわからないのである。

第二、必需克服未知的考驗。壯遊就像冒險一樣,前往未知的地方時,除了必需克服大自然的考驗、資源不足,很多便利的工具都無法使用等,你不知道接下來會發生什麼樣的危險。

 

第三に、旅行の期間が長いという特徴がある。壯遊は現地の文化を深く理解するため、長い時間が必要だ。だから、通常壯遊は何ヶ月、何年もの時間が必要だ。

第三、旅行期間秏時長。壯遊必需有足夠的時間,去深去當地的文化,所以通常花費數月、甚至數年的時間是必要的。

 

壯遊をした代表的な例といえば日本の坂本竜馬、中国の西遊記、ヨーロッパのグランドツアー(Grand Tour)とよばれる旅行などだ。以下に簡単に紹介しよう。

以下簡單介紹壯遊的代表例子,如日本的坂本龍馬,中國的西遊記、歐洲的空白年。

 

坂本竜馬は故郷の土佐を出て、江戸、薩摩など未知のところへ行って、未知のことを知り、人生の真義を探した。竜馬は数回の旅行中に、江戸の対外封鎖政策と黒船の事件から攘夷の真義を悟って、日本が異国に侵略される運命を変えた。

坂本龍馬為在探索未知、找尋人生的真義,離開的故鄉土佐,到到了未知的江戶、薩摩等地方,在龍馬數次的壯遊中,在江戶對外封銷政策與黑船事件中,找到攘夷的真義,改變了日本外異國侵略的命運。

 

次に西についてだが、西中国16世紀の時代に書かれたとされる物語で、唐三蔵法師が白馬・玉龍に乗って、神通力を持った仙人の三神仙孫悟空猪八戒沙悟浄を供に従え、幾多の苦難を乗り越え天竺へお経を授かりに行く物語である。

接下來是西遊記,唐三藏、孫悟空、豬八戒、沙悟淨一行人,為了西方取經的目的,突破萬難,是壯遊的代表例子。

 

ヨーロッパでも「グランドツアー(Grand Tour)」という旅行がある。グランドツアーはちょうど中国語で「壯遊」と翻訳される。グランドツアーとは、18世紀イギリスの裕福な貴族の子供たちが、その学業の終了時に行った大規模な国外旅行である。当時文化的な先進国であったフランスイタリアが主な目的地で、一種の修学旅行ともいえる。十九世紀になると、グランドツアーヨーロッパの若者の成人式のようなものになっていた。グランドツアーは「ギャップイヤー(Gap Year)」ともいわれた。研究によると、若者はギャップイヤーの間に、外国語の能力、独立の精神、人間関係、問題を解く能力、コミュニションなどの個人の能力が増やせるそうだ。グランドツアーで最も重要なことは、ギャップイヤーを通して、自分の人生の方向を決めて、全力で目標を達成するということだ。

在歐洲有一種稱為「Grand Tour」的旅行,中國翻譯恰好是「壯遊」。Grand Tour是18世紀英國的富貴子弟,畢業前的大規模國外旅行。以當時文化先進的法國、義大利為主要目的國,也算是一種校外教學。到在19世紀Grand Tour已經變成了一種歐洲的成年禮,Grand Tour也被稱之為空白年(Gap Year),根據研究指出,壯遊可增加外國能力、獨立的精神、人際關係、解決事情、溝通…等能力,提升個人競爭力,最大的益處在於透過壯遊確立人生的方向,以便全力為達成目標而努力。

 

では、ここで台湾の初期の頃の壮遊と現代の壮遊について紹介しよう。中華民国が建国して間もなくの頃の商人たちは壯遊の精神を持っていた。彼らは英語を話せないのに、ブリーフケースを持って各国で商売していた。その壯遊の精神を持った商人たちは台湾の経済の発展させるため、また、台湾を世界に知らせる大切な役目を果たした。

那我們來介紹一下台灣壯遊的例子。台灣建國時期的商人們就具備了壯遊的精神,他們在英語不通,只提著一只公事包,就可以去各國談生意、做買賣,也正是這股壯遊的精神,奠定了台灣早期的經濟發展,讓世界看到台灣。

 

一九八四年、胡榮華は自転車で南極大陸以外の六大陸(計四十か国)を旅行した。胡は近代史に残る台湾で初めての壯遊をした旅行家だ。一九八七年、「自立晚報」という新聞社は「環球徒步」、すなわち、地球一周を歩く活動を行った。その活動を行った四人全員は二年間かかって、一万五千キロメートル、二十二か国を歩ききるという快挙を成し遂げた。この活動の過程は「走出地平線」という本で出版された。

1984年,胡榮華騎著自行車到了除了南極以外,到了全球六大洲去旅行,約四十多個國家,他是台灣近代史上早期的壯遊家。1987年,自立晚報舉辨了環球徒步的活動,著有四人,花了兩年的時間,一共走了一萬五千多公里、二十二個國家,並且將過程出版成書,書名為「走出地平線」。

 

誰でもお金があるかないかにかかわらず、人生で一度は壯遊をする価値があると思う。お金がなくても、壯遊をしたいい例もある。2002年7月に、黃進寶夫婦と中学校生の息子が二人は仕事と学校を辞めて、家族四人で壯遊をした。彼らは経済的に不安定だったのに、自転車で十三か月世界旅行をした。夜になると、彼らは学校、民家、警察署、そしてモスクに泊まった。一番上の息子は英語の通訳と旅行の記録を、二番目の息子は買い物を、そして、黄は自転車の修理を、黄の妻は料理と洗濯を担当した。黄一家は英語が流暢ではなく、生活物質も不足し、カルチャーショックを受けることもあったが、家族全員で協力し、それらを克服した。壯遊をしている間、黃建家はオーストリアの街で中国ゴマのショーをして、初めて三十ユーロ(約四千円)を稼いだり、イランで偽の警察に金を強奪されたり、ドイツで副市長に家族全員を有名な建物の参観に連れて行ってもらったりした。たくさんの人に助けてもらい、この平凡な一家が世界旅行を成し遂げた。黃建家の息子たちも貴重で他では得られない経験を通して、成長し自信を得ることができた。

不管是什麼人,不管有錢沒錢,一生中,都值得一次的壯遊,以下介紹一個不太花錢的壯遊例子。20027月,黃進寶夫婦及兩個就讀中學的兒子,在經濟不穩定的狀況下,辭去了工作、修學,一家四口騎單車,花了13個月完成世界旅行的壯舉。晚上他們就住學校、民家、警察局等,大兒子負責英文翻譯及旅遊記錄,二兒子負責購物,黃爸爸負責修車、黃媽媽負責煮飯、洗衣,一家四口英文不流利、物資不豐、異國文化的差異困難,全家人同心協力一一克服,黃建家在奧地利的街頭,靠著表演扯鈴,賺取了第一筆旅費30歐元,在伊朗被假警察搶劫,在德國副市長親自帶全家參觀當地有名的建築物。在眾人的幫助下,讓平凡的一家人,完成了世界旅行的夢想,透過這次的壯遊,兩個兒子獲得了無可取代的寶貴經驗,也變得成熟有自信了。

 

壯遊は人を変えることができる。古くから今まで、多くの人が壯遊を通して新たな人生を見つけ、さらに文明を発展させてきた。映画俳優John Barrymore“A man is not old until regrets take the place of dreams.”と言っていた。この言葉で自分を奮い立たせて、壯遊をしてみたらどうだろうか。

壯遊可以改變一個人,從古自今,很多人籍由壯遊發現了人生新的道路,促進了文明的發展,電影演員John Barrymore說過:「人不會老去,直到後悔取代了夢想」,用這句話來勉勵自己,壯遊吧~~

參考資料:商業周刊第 1004 期「放大你的格局,人一輩子要有一次壯遊」

http://www.businessweekly.com.tw/webfineprint.php?id=24957

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